「忙しい、忙しい」が口癖になってた時期がある。朝起きて、気づいたら夜で、何もできてない。そのくせ「やりたいことはある」って言い続けてた。氷河期をくぐり抜けて、なんとか食えるようにはなったけど、時間だけはずっと足りてなかった。でも正直に言うと、忙しいんじゃなくて、時間の使い方が下手くそだっただけだった。
①「時間泥棒」を可視化したら、犯人はスマホだった
最初にやったのは、一日の行動を15分刻みで書き出すこと。手帳に殴り書きでいい。1週間やってみたら、愕然とした。スマホのニュースとSNSを合計すると、1日2〜3時間消えてた。
俺の場合、朝起きてすぐのSNSチェックが一番やばかった。ぼんやりした頭で流し見してるだけなのに、気づいたら30分経ってる。「情報収集」とか言い訳してたけど、ほぼ無意識のスクロールだ。
対策は単純で、SNSアプリをホーム画面から消した。見るなら検索して開く、というひと手間を入れただけ。それだけで1日1時間以上取り戻せた。派手な解決策じゃなくていい。「ちょっとだけ面倒にする」だけで人間の行動はかなり変わる。
②「やらなくていいこと」を先に決めると、残り時間が増える
To Doリストを作るのはよくある話だ。でも俺がもっと効いたのは「やらないリスト」を作ることだった。
具体的には、付き合いでしぶしぶ出てた飲み会を減らした。悪い人たちじゃないし、楽しくないわけでもない。でも翌朝のパフォーマンスがガタ落ちするし、翌日の「なんとなくだるい時間」も込みでカウントすると半日近く持ってかれる。月2回を月1回に減らしただけで、体感がかなり違った。
あとは「即レスしない」と決めた。LINEやメールは、緊急じゃないものは1日2回まとめて返す。これも最初は怖かったけど、誰も何も言わない。みんな思ってるより気にしてない。
削る作業は最初は罪悪感がある。でも「忙しさ」の正体って、意外と「断れなかった積み重ね」だったりする。
③生まれた時間で「農作業」を始めたら、頭が整理された
空き時間ができたとき、最初は何をすればいいか迷った。「生産的なこと」をしなきゃと焦って、結局またスマホを触る、みたいな。
俺が選んだのは畑だった。週末に借りた小さな農地で、野菜を作り始めた。「あたらしい百姓」ってやつだ。土を触って、水やって、雑草抜いて。余計なことを考えなくなる。スマホを持ち込む気にもならない。
これが思った以上によかった。体が動いてる間、頭が自然に整理されていく。「あ、あの件はこうすれば解決するな」って、畑仕事しながらアイデアが浮かぶことが増えた。時間を作ることで、頭の余白も取り戻せた感じがした。
副産物として、取れた野菜を近所に配ると喜ばれる。これが単純にうれしい。効率とか関係なく、いい時間だなと思える。
まとめ:まず1時間だけ、時間泥棒を探してみろ
「忙しい」は状態じゃなくて、習慣だった。俺の場合そうだった。時間を作りたければ、まず手帳かメモ帳に昨日一日の行動を書き出してみてほしい。15分刻みで、正直に。
怖くなるくらい、スキマが無駄で埋まってるはずだ。でもそれを見つけた瞬間、もう変わり始めてる。まず今週1時間取り戻す、それでいい。完璧なスケジュールより、「今日1時間取り戻した」の積み重ねのほうが強い。


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