ガジェットシンセを中古6,000円で買ったら、音楽の入り口が変わった

音楽・機材

シンセサイザーって聞くと「プロが使う高い機材」ってイメージがあると思う。俺もそう思ってた。でも去年、KORGのVolcaを中古で6,000円で買ってから、その認識が完全に変わった。小さい、安い、ちゃんと楽しい。「ガジェットシンセ」という世界があることを知ってから、音楽との付き合い方が変わった。

ガジェットシンセとは何か

ガジェットシンセとは、手のひらサイズ〜A4サイズくらいのコンパクトなシンセサイザーのことだ。昔のシンセは鍵盤が並んだ大きな機材で、価格も数十万円が当たり前だった。それが2010年代以降、KORGやRolandが「安くて小さくてちゃんと音が出る」製品を続々と出してきた。

代表的なのはこのあたりだ。

  • KORG Volca シリーズ:リズムマシン・ベース音源・シンセが揃うラインナップ。新品でも1万円台から。中古なら5,000〜8,000円で手に入る。
  • Teenage Engineering Pocket Operator:名刺サイズのシーケンサー+音源。単4電池2本で動く。新品で5,000〜8,000円。
  • Roland AIRA Compact:J-6(コードシンセ)、T-8(リズムマシン)、S-1(シンセ)などが1〜2万円台。音が太い。
  • KORG NTS-1:自分でプログラムして音を作れる実験的なシンセ。新品1万円前後。

なぜガジェットシンセが一人暮らしにちょうどいいか

一人暮らしで楽器を始めるとき、最大の壁は「音」だ。ギターやピアノは音量が出る。夜弾けない、隣に聞こえる、クレームが怖い。

ガジェットシンセはイヤホンで完結できる。スピーカー内蔵のものも多いが、ヘッドホン端子に挿せば深夜でも問題ない。膝の上で操作できるサイズなので、ソファに座ったまま遊べる。部屋が狭くても関係ない。

あと正直に言うと、ギターやピアノと違って「弾けるようになるまでの壁」がほぼない。ボタンを押せば音が出る。シーケンサーにステップを並べればリズムが刻まれる。楽譜も読めなくていい。音楽理論もなくていい。まず音を出して楽しむ、という入口の低さが最大の魅力だ。

中古ガジェットシンセの探し方

ガジェットシンセは中古市場が活発だ。特にKORG Volcaは「買ってみたけど使いこなせなかった」という初心者が手放したものが大量に出回っている。

メルカリで「KORG Volca」と検索すると、5,000〜12,000円の範囲でいくつも出てくる。Pocket Operatorも「PO-」で検索すると3,000〜6,000円で見つかる。状態の確認ポイントは「液晶の表示が正常か」「ボタンの反応はどうか」の2点だけ。構造がシンプルなので、問題が出るとしたらそこだ。

ハードオフのジャンクコーナーにも眠っていることがある。動作確認できない場合が多いが、1,000〜3,000円で拾えることもある。

俺がVolcaを6,000円で買って気づいたこと

Volca Beatsというリズムマシンを中古で買った。最初は「ボタンが並んでるだけで何ができるんだ?」という感じだったが、YouTubeで5分の解説動画を見たらすぐ音が出せた。

キックの音を変える、ハイハットのリズムを刻む、テンポを上げ下げする。それだけで30分が溶けた。音楽を「聴くもの」から「作るもの」にシフトした感覚があった。

月謝ゼロ、機材費6,000円、電池代が月100円くらい。これで新しい趣味が一個増えた。コスパという点では、かなり高い部類だと思っている。

まとめ:まず1台、安いやつで試せ

音楽やりたいけど楽器は難しそう、という人にガジェットシンセはかなり向いてる。ギターのように指が痛くならないし、ピアノのように鍵盤を覚える必要もない。電源入れてボタン押せば音が出る。それだけでいい。

最初の1台は中古のKORG VolcaかTeenage EngineeringのPocket Operatorがおすすめだ。どちらも5,000〜8,000円で手に入って、飽きたらほぼ同値で売れる。リスクがない。

まず音を出してみる。続けたくなったら次の機材を考える。それだけでいい。

この機材が入門におすすめ

KORG Volca Nubass ガジェット・ベースシンセ(Volcaシリーズ現行モデル)

関連記事

▶ あわせて読みたい:MIDIキーボードを3本買い換えてようやく辿り着いた1本

コメント

タイトルとURLをコピーしました